DM企画制作では様々なポイントを抑え、DM発送を行いますが、DMの費用対効果に意識することも大変重要です。
DM企画制作代行会社に業務を依頼するにせよ、自社でDM発送業務のすべてを行うにせよ、ただ単に発送だけを行なってはいけません。
効果の高いDMにするための費用対効果、つまりコストパフォーマンスがどのくらいなのか明確にしましょう。
ポイント1・費用対効果の算出の方法を理解しよう
DMの費用対効果を測定するには、まず損益分岐点BEPを算出しなければなりません。
BEPが算出し、レスポンスをどのくらい獲得できれば、DM企画制作に対する費用の元がとれるのかがはっきりとします。
損益分岐点BEPの計算式は
DMにかかったすべての費用÷粗利単価(つまり売り上げ単価から仕入れ原価を引いた値)
となります。
もっと分かりやすく例を挙げると、Aショップの商品の売値が10万、うち5万が粗利とし、発送したDMが1万件で、総費用500万としましょう。
この場合のBEPは、DM総費用の500万を粗利の5万でわった数字が100件となります
つまり100件のレスポンスが獲得できれば、DM企画制作の元がとれたということになります。
この数字を目標にDM企画制作に関する各種戦略を打ち立てることができるのです。
ポイント2・DM結果の分析方法CPRを理解しよう
レスポンス率の目標数字が設定されたら、実際にDM発送を行いましょう。
ただ、必ずしも目標数字通りのレスポンスが常に得られるというワケではありません。
そのためにもDM発送後は、必ず結果の分析を行い、次のプランに役立てることがDM企画制作を成功させる重要なポイントとなります。
そこで必要となるのがレスポンスあたりのコストCPRです。
CPRの計算方法は、DMにかかったすべての費用を実際に商品を購入した実数で割ります。
CPR=総DM費用÷実際の購入数
例えば、DMにかかった総費用が500万とした場合を考えてみましょう。
1万件のDM発送後に得られたレスポンス率が2%の場合は、レスポンス実数が200件となりますので、この場合のCPRは、25000円となります。
レスポンス実数=DMの件数×レスポンス率
CPR=DM総費用÷レスポンス実数
で計算されます。
つまり、レスポンス実数が2%だったために、今回1件のレスポンスを獲得するために必要なコストが25,000円となり商品の売値が10万、粗利が5万と考えるとどのくらいの収益があげられたのかを把握できるのではないでしょうか。
CPRをより低くするためには、レスポンス実数をアップさせる、その他DM企画制作にかかる費用を抑えるかのいずれかの方法が考えられます。
数字を把握することで可能とするコスパ
ただしCPRは、各商品によって数字の捉え方が異なります。
またDM企画制作にかかる総費用の内訳には、デザインやキャッチコピーに作成、印刷費や発送費、その他いろいろな費用があります。
DM企画制作を外注化する場合は、各種費用の見直しをもう一度行うことで、費用対効果の高いDM発送を可能とできるでしょう。
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