
DM企画制作を自社で行う場合には、具体的にどのくらいの費用がかかっているかを常に把握しなければなりません。
今後、業務を専門業者に委託するにしろ、その数字を明確にしなければ、費用対効果に優れたDM企画制作の実現は不可能です。
制作費用といっても単純に紙だけではありません。
内容やその手順によっても大きく違います。
一般的にかかる費用を理解しておくようにしましょう。
DMを発送する前にかかる費用とは
まず自社でDMの企画から制作までを行う場合は、デザインやコピーのできる社員をすでに雇っているのですから、通常の人件費のみで対応できるでしょう。
これをDM企画制作会社に委託するとなると1件あたりの価格が、各業者によって異なります。
全日本DM大賞受賞実績のあるデザイナーが対応する場合などは、それなりに価格が高くなりますが、当然効果的なDM制作を可能です。
次に印刷は加工費としては、製版や印刷、用紙代などの費用を必要とします。
大手の場合なら、自社内に印刷機を設置しているところもありますが、外部に委託する場合は、大口ロットでの依頼が安価での印刷が可能です。
ただし、DM企画制作会社に業務を委託するとデザインやコピー、印刷代や発送費用込みのセット価格となっていることが多く、部分的に別々の業者に依頼するよりも、はるかにコスト削減に効果的です。
その他、DMの封入作業や宛名ラベル貼り、事前区分に郵便局への差し出しなどこれらの業務をすべて自社で対応する場合はコストはかかりません。
ただ、その分他の業務が煩雑になることが予想されますので、その場合は、ワンストップで業務委託を行っているDM企画制作会社を利用するのもいいでしょう。
1枚のDMを発送するまでに、これだけ多くの作業工程と一定の費用が必要となります。
これを上回るレスポンス、購買がなければ当然赤字です。
どのくらいの費用がかかり、どのくらいの収入が必要か、事前に算出しておきましょう。
DM発送にかかる費用とコストの算出方法
DM1枚を企画制作するにあたり、費用がどのくらいで収入がどれだけ必要なのか、その数字を知るための算出方法を理解しましょう。
例えば、原価が3000円、販売価格5000円の商品についての情報告知を行うDM企画制作を行う場合で考えてみましょう。
インハウスリストからターゲットを絞込み10,000名に発送します。
1通150円のコストをかけて、DM企画制作を行い発送業務を完了すると
DM企画制作にかかった総費用は、150円×10,000人=150万
商品に対する粗利は2000円となると、750人の客に商品を購入してもらわないと、赤字が発生するという事がわかります。
費用対効果に優れているDMにするには
上記にあげた数字を常に頭にいれ、DM企画制作を行うことで、予め目標となる数字の設定を行うことができます。
つまり、どのようなDM企画制作を行えばいいのか、おのずとその方向性が明らかとなり、改善すべき点もはっきりと分かるようになります。
以上のようにDMによる費用対効果を算出し、さらに分析する事は、DM企画制作においてとても意味のあることなのです。
『DM発送代行サービス一括.jp』では、日本全国にある「DM企画・制作会社」の見積り比較が一括で行えるサイトです。 「どこのDM代行会社に頼めば良いのか?」 もちろん一括見積りは無料ですので、先ずはお問い合わせください。 |